2006年 J シリーズ最終戦 青森

2006年 9月10日のレースのレポートが見つかったので見てみた。


終戦は、やはり、Jシリーズらしく、雨でした。w
青森県大鰐温泉スキー場にて開催。
伊丹空港から青森空港へ入り、福ちゃんと合流。
急遽、福ちゃんのシェアしてるレンタカーに便乗させてもらい、
会場まで移動した。
福ちゃんは、俺のJシリーズの大先輩。
Jシリーズを走り出した頃から、レースのイロハを、教えてくれた先生でもある。
サポートから宿の手配や、ホント、何も知らない俺に、遠征先の情報まで
事細かくアドバイスをくれる、スーパーバイザーのような存在だ。
今回も、甘えてしまった。
しかも、福ちゃん、心臓を患っていて、春先に手術して、最終戦にやっと復帰してきた。
この話を聞いただけで、自分がどんだけ、弱気な事抜かしてるのかと、反省して奮起もした。
走れるうちは、全力で走ろうと思った。
おりしも、ポーランドではフミがいい仕事をしてる。
俺の周りは、凄いやつばかりで、常にインスパイアーされる。
土曜の試走は、片山荘平さんのガイドで、コース解説付きで走る。
2周して、帰ってきたが、30℃くらいある大鰐スキー場では、汗がとまらなかった。
早々に片付けて、着替えて、ノグさん、ケン、Spy-Mちゃと宿に移動。
途中、ノグさんの奇妙な体験談で盛り上がる。w 参照→(http://www.mountainbike.jp/nogunet/diary/upboard.cgi
weekdayの疲れが、ここでリバース!
2時間ほど昼寝して、夕方、晩御飯を食べに集合する。
生を1杯のみ、カプリチョーザへ。
BSチームと片山夫婦が先に食事をしていた。
食事もそこそこに、部屋に帰り12時には就寝。
翌朝は10時にノグさん、ケンと会場に移動。
雨は朝から降り出していて、湿度も異様に高い。
以前来た時の、9月の青森のイメージはまったくなかった。
今日もヘビーなレースになりそうだ。
会場に入ると、既にエキスパートと女子エリートが2周回目に入っていた。
泥の付き具合を見る。
結構草が絡んでる。
そうこうしてると、福ちゃんがパンクしながらやってきた。
そのままDNF・・・。
残念だが、がんばって走っている姿は、かっこよかった。
素直に思った。
レース後、インフォメーションを貰う。
要所要所、ズルズルでスリッピーな訳で・・・。
まぁ、走らないと分からない状態ですね。w
召集前は、最終戦であったが、ピリピリモードと思いきや、みんな笑顔で今年最後のレースを
楽しもうとしてる顔つきに見える。
自分もまさに、その一人だ。
召集はランキングがギリギリ星人なので、もちろん5列目くらい。
スタートしてイキナリゲレンデの緩斜面を直登するレイアウト。
濡れた芝で重い・・・。
1回目の坂のピーク辺りで振り向くと、6、7人しかいない('〇';)
これは、感動の最後尾!カモ〜ン!って感じで、気分が萎えた。w
でも、走り出したら辞めれない。
降ろされるまで走るが、基本!
1周を終わる頃には、身体も動き出し、少しずつ、抜いていく。
タイヤは今シーズン殆ど換えることがなかったFire Mad Pro です。
1.8のタイヤはスタビリティーこそ無いが、こぎは軽く、シングルはしっかりグリップする。
テクニカルなセクションはフリーな状態なら乗車していけるが、前が降りようものなら、
自分も降りて、押し担ぎだった。
3周回目で50位代かな。
少しずつではあるが、上がってきてるのが分かる。
フィードで3回目の補給にコーラを貰う。
え?ボトル見たらケンのだった。(爆)
まぁ、俺の分が奴に渡れば問題ないだろうと思い、さらに前進。
コーラを入れてから、更に身体は動く。
直登も、回転系のペダリングを意識してミドルでペース一定にこぐ。
少しずつだが、確実に、一人一人と捕らえていく。
途中、一瞬だが、豪雨になる。
ここで、またコースがめまぐるしく変わる。
泥が、纏わり付きだした。
登りはトラクションが掛からず、下りは、ブレーキは効くが、タイヤにストッピングパワーがなくなっていた。
グラスでは流され、思うようにスピードが上がらず、アンダーと格闘しながら誤魔化して降る。
そうこうしてる間に、雨が上がり、風が吹く。
も〜最悪。
次は、コネコネになる・・・。
今度は、草が絡みつく。
変速がズレ出す。
何とか、オフィシャルフィードの水で、前後のメカを洗浄しつつ、誤魔化し誤魔化し、前に進む。
気がついたら、-1lapで終わっていた。
35歳最後の日にレースが出来たのは、人生の中でもそうそう無いタイミングだ。
しかも、今までのXCのレースでのBestリザルトを出せた。
今の体調と練習量を考えると、悪くないだろう。
しかしながら、満足はしていない。
今回のレースで、掴みかけてるものもある。
まだまだ、伸び代はあると実感できた。
そして、振り返ってみると、今年は、壁だった気がする。
このまま、乗り越えたいと思った。
最後に、TeamTrekMasaさん、ビンちゃん、Thanksです!
レースを快適に出来たのも、Teamに宿らせていただいたから、よく走れました。
来年はどうするか決めてないけど、邪魔にならないようにしますので、よろしくです。w
Jシリーズを走る全てのRiderへ。
乙!